コクピットビルダー冥利

2008年3月16日(火曜日)手術後 356日目



先日スペインから届いたばかりのMCPのセットアップ中です

現在使用のMCPは3年前に個人輸入した
ポーランドのPoldragonet社の製品です。
FSBUSというドイツ人 Dirk Anderseck氏考案のフリーソフトを中心に
コクピットシステムをコントロールしています。
PoldragonetのMCPには何の解説ファイルも無い為、1年に及ぶ
試行錯誤の末に 何とかFS9の B737を操る事が出来る様になりました。

しばらくこのMCPシステムで満足して飛んでいたのですが、
FS9はB737前世代グラスコクピットの為 、
FMC(フライトマネージメントコンピューター)の操作に
物足りなさを感じる様になりました。
それに付け加えてPMDGがあまりにも良く出来たソフトなので、
是非このソフトのFMCを自在に操れるシステムを作りたい、、
という思いもありました。

旅客機シュミレーターの醍醐味は(MCPやCDUの)FMC
機器類の操作にある、と言ってもいいのでは無いでしょうか。
今回スペインから取り寄せたこれら機器類に
期待と興奮は高まっていました、、、、、
夢のリアルコクピットがいよいよ完成!
、、、、が、、、、おっと、、どっこい
そうは簡単に事は進みません
マニュアル通りにセットアップしたのですが、全く動いてくれませんぞ、、

3日間悪戦苦闘の結果、方々のConfigファイルを書き換えて
ようやく完全にPMDGのMCPとリンクさせる事に成功しました

写真は、ポーランドのメーカーPOLDRAGONETのMCPです。
FS9のみの限定稼動ですが、なかなかリアルな細工が気に入っています

スペインのOPEN COCKPITのMCPをコントロールするSIOCexeの
Config設定中の場面、PMDG B737 800/900カレントVerではうまく動いて
くれないので、Configファイルを多少修正する必要があります
あまり真面目に製品マニュアルを読む人間では無いのですが
今回はSIOCのマニュアルをかなりムキになって見つめました


最終的に、PMDG側のキーコマンドiniファイルを書き換える事で
解決しました    いやーーー嬉しいですねーーー
PMDGの画面上のMCPと完全にリンクしダイヤル数字が
変化した時の感激は、、、一人で思わず叫んでしまいまた
       「 よっしゃーーーぁあ!! 」
コクピットビルダー冥利に尽きます

次はEFISと難関CDUセットアップが待ち受けています

MCPが三つ並んでいる不思議なショット

おいしい仕事

3月15日(月曜日)小雨 手術後355日目

先月に引き続きまして
岩舟町にあるコスモスホールにてPA(音響)の仕事です
今日のコンサートは出演者の方々がかなりハイレベル
リハーサルから会場は緊張感が漂います

皆さんもドレスアップ、メイクアップして見た目にも綺麗ですよ

音響担当者は主催者のコンサート主旨(コンセプト)を掴む事が第一、
ですから舞台監督もしくはプロデューサー等の 「しきっている人」 が誰なのかを
見つけてその方とコミニュケーションを先ずとらなくてはなりません。

客席中央に座っているKさんが今回のコンサートのまとめ役です
てきぱきとした指示、アドバイスにリハーサルプログラムは
引き締まって流れて行きます

当然の事ながら、本番も大成功!感動の連続でした

演奏者との意志の疎通もうまく行き
自分自身も納得した音が出せて
こりゃ、今晩のワインは旨いわ!

誘惑

2010年3月14日(日)晴れ 手術後354日目

本日はホワイトデーとやらで、、
あちらこちらから甘いお菓子が届きます
(勿論、奥さんにですよ)
テーブルの上にはハイカロリーの
チョコレート、クッキーの類が並んでいます

そんな中、
姪の出産内祝いという事で
写真のカステラが届きました
通常の文明堂カステラの2倍はある大きさ、、、
更に桐の箱入りです 暫くの間カステラ三昧、、楽しめます

もう一つ、義父から頂いた宇都宮ではブランドケーキ店「Qeen」の
創作チョコレート、細かな細工が素晴らしく、もはや芸術作品です
とても食べられません
食にまつわる様々な文献を読むと、甘菓子、砂糖、特に洋菓子の類は
避ける様に書かれています。
特に癌患者の食養(マクロビオティック、ゲルソン療法)では厳禁との事、、
覚せい剤患者の如く、暫く遠ざかっていた禁断の甘い誘惑を味わったら
抜け出せないかもしれません

「 お菓子止めますか、、、人間止めますか、、、」

闘いです