スロットル工房

10月4日(月曜日)曇り 手術後559日目

今まで作業台を占領していたキャプテンシートが完成して
コクピットルームに収まりました
いよいよ今日からスロットルレバーの作製に取り掛かります

実は、4年前にスロットル製作はチャレンジしているのですが、
手術入院やら町内会の役員を引き受けたりしている内に
保留となってしまいました

スロットルレバーは737のコクピットの中で
僕が一番好きな部分です

737の初代から殆ど変更されていない、
メカニックで如何にも無骨なMADE IN USAらしいデザイン
この雰囲気をどこまで再現出来るか、、 わくわくして来たぞぉ

4年前に作ったレバー部品です
電気ドリルで自作した旋盤で研磨して堤状に整形してあります

これが、当時の写真
ドリルを強引に固定しただけの応急旋盤

レバー部分はテンプレートを厚紙で一枚作って
トリマーにてくり抜いてみました。

リバースレバーもそれらしいアクションが得られる様に試行錯誤、、、
アルミ板を削って作りました
アルミ板を整形する為に、自動車のジャッキでプレス機を作ったり、、
結構こういう作業は楽しめます
アルミ加工の微調整、仕上げはグラインダーヤスリにて
SAITEKのヨークに付属のスロットル部品を借用してみようかと思いました、、
分解してテストしてみると、レバーの重さが軽すぎて737レバーの重さに
耐えられません(レバーが手を離すと倒れてしまう)、工夫が必要です
SAIYEKのスロットルは価格の割りに内部はしっかり考えて作ってあります
レバーの重さはグリスによって調整されています。ここに何か細工すれば
解決するのでは、、、
レバーを仮組み立てしてサイズを再確認します
これがスロットルの構造体(リブ)になる板です
これもテンプレートを用いてトリマーにてくり抜きました
この設計アイデアはヨーロッパのコクピットビルダー達には常道の様です
ヨーロッパ人も器用な人が多いですね

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