飛行機の神様

2009年12月26日(土曜日)晴れ 手術後278日目



今年最後の成田への出張です
冬らしく滑走路は34L、34R
さくらの丘公園は望遠レンズを構えた航空ファン達で賑っていました



みなさんには人生の大事な時、訪れる場所、風景があるのではないでしょうか
ある人は海であったり、山であったり、教会であったり、、
祈る様な、すがる様な気持ちで 訪れる場所
僕にとって成田空港がその場所です

ゆったりと着陸してくる飛行機を眺めながら
今年1年を振り返りました
この一年間、僕の心の拠り所は美しい飛行機達でした
癌告知後の不安な日々を癒してくれたのも、術後の回復への希望と元気を
与えてくれたのも航空機の爆音と美しい勇姿でした

3月には34L滑走路、この場所でFEDEXの痛ましい事故がありました
病室で炎上するFEDEXの機体映像を見て
いたたまれない気持ちになったものです



今日は、のどかな小春日和
何事も無かったかの様に34L滑走路脇は家族連れで賑っています


航空博物館の屋外機体展示場の片隅に
航空神社がある事に
今日始めて気がつきました

今年1年ありがとう 飛行機の神様、、、、
どうか来年は平和な1年であります様

きよしこの夜

2009年12月24日(木)晴れ 手術後276日目



そうです、今宵はクリスマスイブ
奥さんが日光市内の「采音」というお洒落なカフェでの
ディナーを予約してくれていました
最近流行りの古民家作りの和風テイストカフェです

今晩は特別に蝋燭アーティストのNOMAさんとAKUさんによる
ライブペインティング、更にDJのコラボレーションディナーショーです

非日常的な幻想的アートの空間演出、そして斬新な料理メニューは
僕達夫婦にとって最高のクリスマスプレゼントになりました

写真の様に蝋燭の優しい「あかり」が店内の随所に
展示されています
ディナーコース最後のデザート
大人のプリン、金柑のコンポート、苺のサンタ、湯葉煎餅、等々
食事そのものがアート作品ですね
美味しかったですよ
新しいアートに料理に、音楽にチャレンジしている若手創作家達
多分、生活は苦しいだろうけれど 夢を追い求めて一生懸命になっている姿は
実に清々しく、可愛らしくもあります
   頑張れ!
東京で一人、絵本作家を目指して貧乏暮らしをしている
次男の姿と重なってしまいました

サイレントナイト   きよしこの夜

みなさんに平安が訪れますように 

メリークリスマス!

ゴスペルクワイヤー

2009年12月20日(日曜日)曇り 手術後272日目

僕の早朝ウォーキングコースから眺めた日光連山です
ここ数日の冷え込みで男体山も雪化粧に覆われました
午後からワイフが加わっているゴスペルクワイヤーのコンサートを聞きに
日光市街(旧今市市街)のホールへ出掛けました

地場産業を振興させる為のイベント会場はこじんまりしていて
PA無しでも充分声が通る広さでした
皆さん、場慣れしていてなかなかどうして迫力ある歌声でしたよ
最後の曲、GOD BLESS YOU を聞いていて
不覚にも涙してしまいました
はい  53歳のオヤジです
もうすぐクリスマス 
ここ日光の田舎町商店街にもイルミネーションが灯されました
1年で一番大好きな季節です

年の瀬

2009年12月14日(月曜日)曇り 手術後266日目

暮れも押し迫り、気忙しい日々が続きいています
皆さんお元気でしょうか
ブログ更新を暫くサボっていた処、色んな方々から
体調でも悪いの?何かあったの?とのお声を掛けられました
いえいえ、すこぶる元気です 

昨年から気にかけていた家の外壁・屋根の塗装をやってもらう事に
しました。これまでに覚えているだけで6件の塗装業者さんが訪れました
リフォーム業界も大変ですね
結局、手堅くSハウスリフォームにお願いする事にしました

足場を組まれ、ネットの中にすっぽり囲まれた生活です
塗装職人の若者が二人朝早くから暗くなるまで、
殆ど休みも無く熱心に働く姿に感心させれらました
こういう若者達がいるのなら日本の将来も大丈夫! 

17日間の作業は本日終了して、足場とネットが解体、外されると
おおっ!まるで新築住宅の様な我が家にうっとり

グアム旅行4日目 CLEARED FOR LAND

2009年12月2日(水曜日)雨 手術後253日目



今日でグアム島とはお別れです
朝、日本でのいつもの生活同様、4時30分に目覚めました

波の音、海の香り、  4日間楽しかったなあ

朝食はシェラトンホテル内のポイントという
カフェにて サンドイッチを


出されて来たスターバックスコーヒーのトールサイズにびっくり 
いやはやアメリカは何をするにしてもダイナミックですね

チェックアウトを済ませて
13時30分にバスが迎えに来てくれるので
それまで、ホテル内のパソコンルームでインターネットを眺めて過ごしました。
しかし、冷房が効きすぎて寒いぞお、、常夏の島グアムで
こんなに寒い思いをするとは、、、

定刻通りバスが迎えに来てくれました
既に、旅行会社の方によりチェックインは済ませてあり
航空券を渡されました。ノースウエスト航空443便です

グアム国際空港での出国手続きは簡単に終了して、
空港内のファストフード店で昼食を

ワイフはラーメンを注文(味はイマイチ)

僕はバーガーキングで量的に一番少ないだろうセットメニューを
注文したのですが、およよよ、、日本のマックバーガーの2,5倍は
あろうかと思われる巨大さ (セットで約8ドル)
でも美味しかったですよ
ノースウェスト443便は出発が遅れるとのアナウンスが、
おっ443便はB757じゃありませんか
JALやANAでは使用されていないレアな機体です
コクピット部の流線型、シャープな感じがします
グランドスタッフの方々も日本と異なり、アメリカ的(=ビジネスライク)な対応
30分程遅れて、やっと搭乗
B757内部はとても綺麗で、客席前後間のサイズはB767よりもゆったり
しています。エコノミークラスの客席は3席+3席のセッテイング
客席は(JAL機、ANA機と異なり)やはり、液晶画面はついていません
映画鑑賞は客席所々の天井にあるモニターのみです
室内の広さ、レイアウト、JR新幹線内部に似ていませんか?
滑走路タキシングが始まりました
お世話になったトレンドベクター社の格納庫が近づいてきました
格納庫入り口には僕が操縦したセスナ172が見えます
僕がセスナでテイクオフした26R滑走路から
443便は飛び立ちました
さようなら、グアム
タモン地区のホテル街が見えます
機内食は来る時とはかなり雰囲気が異なり
ややゴージャスです(ラザニア、スポンジケーキ、サラダ)
車の運転がある為、アルコールは断念!
窓外は丁度日没、夕焼けがとても綺麗です
18時過ぎ、ほぼ予定通り成田空港ファイナルアプローチコースに入りました
この時期、この時間、34Lへの着陸のつもりでしたが、窓外から見える
街の様子がどうも違います。
着陸してようやく16Lに着陸した事に気がつきました。
長いゲートウェイ(成田空港で最長のコースになる)を通過して第一ターミナルに到着
長過ぎず、短くも無い快適なフライト、快適な休暇でした
25年間付き合ってくれた奥さん ありがとう いい旅だったね
明日からも楽しく過ごそう

グアム旅行3日目

12月1日(火曜日)晴れ 手術後252日目

昨晩はワインとビールを飲みすぎでしたが、
グアムの気候、適度な湿度と暖かさが心地良く
早朝に目が醒めて爽快そのものです

昨晩ペイレス・ストアーで買った訳のわからない
USA製のカップヌードルを朝食にして
ドルの現金手持ちが僅かになった為、
ホテル内のATMで200ドル引き出しました
海外で煩わしいのは両替やトラベラーズチェックに関わる事
なのですが、ホテル内でもATMが簡単に利用出来て
いい時代になったものですね

9時にホテルロビーにアメリカのグレーハウンドバスを彷彿とさせる
大型バスが迎えに来てくれました

乗客は僕らを含めて4組の夫婦と家族連れのみ、、、
海外旅行のこの手のバスツアーでいつも思うのですが
大型バスに数人だけの乗客で採算が合うのかなあ
日本のバスツアーの様に押し込むだけ押し込むやり方に慣れていると
そんな邪推をしてしまいました

バスはアガニャ湾沿のルート1を走りますシェラトンホテルが
白亜の殿堂が如く、遥か彼方に見えています
車内は写真の如く、ガラガラ
20分程でPITIにあるフィシュアイ・マリンパークに到着しました
日本のガイドブックで紹介されているシーウォーカーやスキューバーダイビング
等の殆どのアクティビティーは、このパーク周辺で開催されています
いかにもアメリカらしいシルバーメタリック車体のバスのドアーです
グアムではいたる処にこの様な花が咲き乱れていて、
ちょっとしたドリンクを頼んでも、飾りに綺麗な花が添えられていました
フィッシュアイ・マリンパーク展望塔への桟橋です
ずっと浅瀬が続くのですが、
桟橋の下にはダツの大群がのんびりと泳いでいました
この展望塔は太平洋戦争時、爆撃で出来たクレーターを利用して
建てられたそうそうです
この辺りがいかに激戦地であったか、、
楽しそうに回遊する綺麗な魚達を眺めていると
想像もつきません
爆撃の窪みが魚達の快適な住みかになっているのです
その後、クルーザーに乗ってアブラ湾の沖に出ると、
そこは、イルカの棲息地があります
沖合い300メートル位の処に数匹のイルカの背びれが見て来ました 
クルーザーの船首に立って下を見ると、クルーザーと競争しているつもり
なのでしょうか沢山のイルカが並んで泳いでいます
まるで「わんぱくフリッパー」そのものの姿態が可愛らしいです         

video
エキサイティングな一時間程のクルージングの後、フィッシュアイ・パーク内の
レストランにてブュッフェスタイルの食事をしました
ソーメンやカレーライス、日本人観光客に合わせたメニューにちょっとガッカリ
出来ればグアムのチャモロ料理を食べたかったなあ、、
ここで注文したカクテルのチチ(ココナッツミルクカクテル)は日本では
味わえない独特の甘さが美味しかったです

ツアーガイドのケンさんは現地人(チャモロ人?)とお見受けしましたが
日本語が堪能で非常に物静かな好青年でした
色々ご面倒お掛けして?ありがとうございました
ツアーは1時頃終了です。ホテルまでの送迎というのが
グアムの様々なツアーの定番スタイルの様です
午後からは嫌がるワイフを誘って、ホテルのプールサイドにて昼寝です

一度、これをやって見たかった

2時間、いい気持ちで昼寝してしまいました
日差しも程よく、湿度もあまり感じません
快適な南国パラダイス、、ゆったりと午後の時間が流れて行きます

明日は帰国かあ
天国にいる様なこんな毎日を送っていたら、
多分病気もしないだろうなあ、、、長生きするだろうなあ、、
夜は最後の晩という事で少し奮発して
ホテル内の日本料理レストラン「プレジデント」にて懐石料理を頂きました
綺麗な盛り付け、控えめな盛り量
奥ゆかしい味付け 
グアムに来てこんなに美味しい和食が味わえるとは
感激です、、、日本料理は世界一ですね
夫婦して今晩も飲みすぎ
ぐでんぐでん

グアム旅行2日目(その3)

2009年11月30日(月曜日)晴れ 手術後251日目



今回泊まったグアム シェラトン ラグーナ ホテル 部屋からの夕焼けです
何故このホテルを選んだのかというと、WEBサイトにあった「大人のホテル」
という名前に引きつけられたからです

今やグアムは国内旅行と同様にいつでも気軽に行ける南国パラダイスです。
格安ツアーを探すと子供のお小遣いで行ける様な企画も沢山あります

あえて銀婚式にグアムを選んだのは、やはりセスナ操縦が一番の理由でした
そしていつも貧乏暮らしさせている妻と高級ホテルでのんびりする事も
大きな目的でした

期待どおりにシェラトンホテルは素晴らしい宿でした
全室がオーシャンビューという立地、ホテル内のレストランが
やや高いのですが美味しい!
日本人スタッフがいてコミニュニケーションがとれる 等々、、

アガニャ湾からの夕焼けはグアムでも一番美しいとの事
今朝は虹、そして写真の様な信じられない様な夕焼け、、
来て良かったなあ


客室もゆったりとしていて、アメニティー類も高級品で整えられています。
無料のドリップコーヒーがスターバックスというのも嬉しいです

そうそう、セスナ操縦後タモンの街を散歩した様子をお話しします
DFSギャラリアの中で軽くショッピングしたのですが、
店員さん達の教育がしっかりなされている感じ、親切な対応に感心しました

昼食はTGI.フライデーに入ったのですが、ここのオバチャンが実に
面白い方で、オーダーする度に大きなジェスチャーで「You! good job」を連発
ご覧下さい、この巨大なサンドウィッチを、、
日頃の節制が一発でチャラでしょう
コレステロール、血糖値が跳ね上がる事間違い無し
夜は、夕焼けが沈むまで空を眺めた後
部屋でワインパーティーをやる為に、ホテル近くのスーパー
「ぺイレス・ストアー」に買出しに出掛けました

交差点で待てど暮らせど、信号が変わらないで不思議に思って
周りを見渡すと、かなり離れた信号柱に写真の様な押しボタンが、、

いかにもアメリカのスーパーらしい店内には
巨大な肉の塊、ケーキ、アイスクリームが驚く様な格安で販売されています
しかし、カップやきそばやカップうどん等は4ドルと法外な価格、、
下の写真は山積みされていた「柿」です
直径 30cmはあろうかと思われるケーキが5ドル前後で陳列されています
ビーフの塊、七面鳥が8ドル前後



これじゃアメリカ人は肉を食べる訳ですよね
スナック類、ヌードル、チーズ、ビール、ワイン、ナッツ等を買い込んで
その後、ホテルのバルコニーで夜の太平洋を眺めながら
ワイフと飲み明かしました やばい、飲みすぎ食べすぎ

CLEARED FOR TAKEOFF(グアム2日目その2)

11月30日(月曜日)晴れ 手術後251日目

いよいよ今回の旅のメインイベントであるセスナ機操縦です
不安と期待にテンションが高まってきます
13時ホテルのロビーに航空会社(トレンドベクター社)
のブライアンさんがが迎えに来てくれました

グアム国際空港の奥深くデコボコ道を進んで行くと
東端にトレンドベクター社のオフィスがありました
実にシンプル簡単な書類(免責規約確認事項等)に目を通してサインした後、
ビデオにて約15分間の操縦説明があります。基本的な操作方法、、、ヨークと
エルロン、ラダー、エレベーターの動き等初心者向けの内容でした
えっ これだけで大丈夫なのかなあ


ビデオ終了後、本日の飛行教官である青木美和教官に案内されて
格納庫に向かいます、、格納庫ドアを開けてみると  おおっ
プライベート ビジネス ジェット機が数機並んでいます
青木教官は素晴らしい発音で、飛行機のオーナーらしき西洋人と軽く
会話を交わしています
格納庫の前に既に駐機しているセスナ スカイホーク C172P N9853L
これが今回の操縦機体です
ピカピカに磨かれた機体、雲の切れ間から青空が覗き、微風
ATCは青木教官が流暢な英語で「CLEARED FOR TAKEOFF」
使用滑走路は6L 
3秒かけてスロットルを全開との教官指示、
激しいエンジンの振動音の中、70ノットに達した処で
ヨークを軽く引くと、フワリと機体が浮き上がりました
ピッチを15度との指示に水平義をにらみながらヨークを操作するのが
精一杯です。外を眺める余裕なぞありませぬ
後部座席ではワイフがIPodnanoでビデオ撮影してくれています
直ぐにアブラ湾上空に達しました
この下には米海軍アブラ基地があります
水平飛行に移り、やっと外の素晴らしい景色に気がつきました
海上には米軍サブマリンが航行してるのが見えます
それにしても上空から見るグアムの海は美しい!
青木教官はすっかり手放しでヨーク(操縦棹)を僕に任せています
だ、だ、大丈夫かなあ
ちょっとした力加減で飛行機は上下、左右に傾きます カプラス島上空でいよいよストール(失速)の訓練開始です
ストール・アラーム音が鳴り響く中、スロットルを絞ると突然機体が
ガクッと期首を下げます。眼下には真っ青な海!
ジェットコースターの降下の数倍の恐怖!
更に恐怖体験、バンク角45度の急旋回
体には2Gがかかっているそうです
今度は横の窓真下に海が広がります(体感的には90度)
そして駄目押しはレイジーエイト!
パイロットはこんな過酷な訓練を毎回、繰り返すそうです
その後、恋人岬上空を数回旋回して
高度を下げて行き、タッチアンドゴーです
子供の頃、岩沼の航空大学のタッチアンドゴーをよく見学に行きました
難しそうな訓練だなあと子供心に感じたものですが
自分が体験するなんぞは夢の又、夢かと思ってきました
横風がかなり強いので、教官のサポートを得て数回のバウンドしての
荒っぽい着陸の後、スロットル全開で離陸
思ったよりスムーズに飛び立つ事が出来ました
やはり、難しいのは着陸です
再び海上に出て、最終着陸に向かいます
管制塔からは、「もっと遠くへ行け」との指示
雲がかなり下がって来て、雲に近づくと気流が乱れている様が
機体の揺れで良く判ります
下を見ると日本航空JO941便B747が着陸する処
セスナ機はB747の後に生じる乱気流をもろに受けながら着陸態勢に入りました
東側からの風もかなり強く感じます
ヨークを右へ左へ操作するのですが、なかなか機体は安定しません
青木教官にヨークを預けて、滑走路にアラインして無事着陸
いやあ面白かった、、
事務所で教官からフライト証明書を発行して頂きました
DURATION OF FLIGHT 08、LANDINGS 2
僕の記念すべき初フライトは無事終了!
ほっ
後部座席の奥さん、急降下&急旋回の中での撮影
お疲れさま

最後に青木教官と撮影
ありがとうございました

帰りはブライアンさんにDFSギャラリアまで送って頂きました
見上げる空、さっきまでそこを飛んでいたなどとは
信じられません。夢の様な時間でした
タモン街中での様子はつづき、、、