秋の夜長

2009年8月25日(火曜日)曇り 手術後154日目 秋です
我が家の「猫の額農園」は夏野菜が元気を失い
胡瓜や茄子、トマト達が最後の力を振り絞り実をつけて
くれています。ありがとうみんな
枯れ始めたキュウリに雨蛙が独り、、涼んでいました

昨晩は5年降ぶりに友人のWさんが来訪して
おおいに飲み、語り明かしました
Wさんは白河にあるアウシュビッツ博物館に勤務していて
世界情勢、民族紛争、宗教等に目利きが鋭い方です
教会のあるべき姿、政治とは、宗教とは、信仰とは、、
色々勉強させて頂きました

自分のライフワークにきっちりしたテーマを決めて
突き進んで行く彼の生き方を眩しく、貴く感じました

本日は強烈な二日酔いです、、
やばい、、かなり肝臓を痛めてしまいました
免疫力が低下しているぞ  暫く酒は絶ちますね

日曜作業員

2009年8月23日(日曜日)快晴 手術後152日目

早朝、あんなに賑っていた蜩(ひぐらし)の声が消えてしまいました
替わりにコオロギ、スズムシの可愛らしい音が秋を告げています

ウォーキングも爽やかな空気の中、朝日を浴びながら絶好調です

1カ月前から家のソーラーシステムが水漏れをしている様なので
分解修理を試みました。どうやら循環システムの貯温水糟から
水が漏れている様です
この手の住宅機器は僕にとって未知の世界
特に配管関係は全く初体験です

循環電気系統のパネルを外すと下部に漏れた水が溜まっています
タンクはこの奥にあるのですが、果たして分解して取り出せるものなのか
否か、、、とりあえず外側を覆っているパネルを外してみました
発泡スチロールに包まれた大きなタンクが出現

中の温水をドレーン管から全て抜き取り
タンクに接続されているパイプ類5本を全て外します
これが大変、配管類(特に)ゴムパイプはなかなか抜けないものです
手は傷だらけ、汗びっしょり 結局午前中はここまでで休憩


発泡スチロールを取り外すとご覧の様にタンク本体が現れました
PVC樹脂のタンクは以外に軽く、取り出して水漏れ箇所を探しました
中央の金属フレームを取り付ける穴の部分に漏れた形跡を発見
しかし、本当にこの箇所が原因なのかあまり自信がありません
用意していたレクターハイテープをその箇所に貼り付けました
水に濡らしてベタベタのテープを貼り付けるのですが、本来はパイプ用の
補修材なので果たしてこれで、修復出来るのかも判りません
ほんの40cm程のテープですが、何と2900円!
後は組み立て直して完了!
全てが完了したのは夕方6時半でした
結果は数日使用してみないと効果は判りません
疲れました、、、、、冷たいビールが飲みたい!

護国神社

2009年8月15日(土曜日)晴れ 手術後144日目

本日は、終戦記念日です
里帰りしている長男と共に行動しました
最近夫婦でハマっている「石挽きコーヒー」を買いに
宇都宮の大和屋さんに出掛けました
ちょっとコーヒー豆を買うだけなのに、いつも無料でコーヒーを
振舞ってくれます。写真は「夏コーヒー」ですが、一輪挿しや
ちょっとしたお茶請けに感じられる粋な気配りが嬉しいです


午後は長男の強い希望で宇都宮市陽西町にある
護国神社へ参拝しました。午前中に戦没者追悼式典があった為
境内ではテントやイスが撤去作業中でしたが
人気のひいた後の神社は静かで、参拝者は私達家族だけでした

灯篭に記された戦没者の没地名(殆どが馴染みのある南国の島々)
に、遠い地で亡くなられた方々の無念を想います

この方々が今の日本を見てどう思うでしょうか
この方々の犠牲に見合った誇れる国になっているのでしょうか


祈祷しながらこみあげるものがありました

里帰り

2009年8月12日(水曜日)晴れ 手術後141日目 夏季休暇になり、両親が住む仙台に来ています
朝は勿論、ウォーキング!森の都仙台、坂が多い欅並木の街道を
気持ちよく歩いてきました。丘の上からは太平洋が望めます

僕の生まれ故郷は名古屋ですが、中学校の時からこの仙台に移みました
夕方になるとアタンの煙が霧の様に立ち込め、どこからか「荒城の月」の
寂しいメロディーの時報が聞こえてくるこの街に馴染めませんでした。
ジャズにのめり込んで鬱々とした青春時代を過ごしたこの街は
僕の陰の思い出を多く残した地です

それでも両親の変わらない優しい笑顔が待っている街
出来の悪い息子をいつでも迎えてくれる
特別な「ふるさと」です

母が丹精こめて育てている鷺草は今年も見事に咲きました
ガーデニングが何よりも楽しいという父
父の細やかな庭園手入れにはただただ脱帽するのみです
仙台の葛岡墓地にある祖母のお墓を久し振りに訪れました
草一本も生えていない手入れの行き届いた明るい墓地に
父と母の先祖に対する想いがうかがい知れます
墓石に妙な親しみを感じるのは、
自分の番が徐々に近づいてきたという事なのでしょうか
 
僕の住む日光市には私たち夫婦が既に購入した墓地があります
いつでも準備OKです
今年のお盆はETCの特別料金で超渋滞が予想されたのですが、
行きも帰りも渋滞時期を外れた為か、スイスイ快適な仙台帰郷になりました
さあてと残りの休みは何しようかなあ

ミサ

2009年8月9日(日曜日)曇り 手術後138日目 教会から暫く離れていたのですが
今日は宇都宮のカトリック教会「松が峰教会」のミサに出席しました

会堂は蒸し暑い日だというのに、信者さん達で一杯でした
パイプオルガンの伴奏と外人神父のたどたどしい日本語による
メッセージと賛美歌によるプログラムが流麗に進んでいきます。
綺麗な礼拝堂、十字架の装飾、西洋の雰囲気が満ちている
不思議な空間です。

結婚式、クリスマス、ミッションスクールと巷はキリスト教もどきで
溢れていますが、実は日本のクリスチャン人口は1パーセント未満
だそうです。色々な理由があるそうですが、やはり長年培ってきた
日本の文化、お寺や神社や鎮守の森が持つ「やすらぎ感」には勝てない
という事だと僕は思っています。
これからお盆、家族が集まり亡くなってしまった方々へ想いを馳せる
「懐かしい」この行事は日本人の「やさしさ」の原点では無いでしょうか

際立った宗教対立も無く、色々な宗教が混在している日本の精神性こそ
世界に誇るべきものです。殺し合いを続ける中近東や世界へ提言すべき
宗教への態度だと思うのですが

街角LIVE

2009年8月8日(土曜日)曇り 137日目



今日から会社は16日まで長期休暇に入ります
今日はあちらこちらで夏祭りが開催される様で、
行く先々で街道はお祭りモードで盛り上がっています

今日は僕達GemberKingもお祭り(LIVE)です

LIVE開場は小山の「まちかど美術館」という
本当に町のど真ん中の街角にある面白い空間でした
本日は、丁度小山市もお祭りのたけなわ 
主催者の佐藤さんが道行く人を呼び込んでくれて
まるで見世物小屋的な刺激的LIVEとなりました
アンコールの拍手の渦の中、35分程度の演奏、楽しくやれました

主催者の佐藤さんありがとうございました

今回のLIVEは広河隆一さんのチェルノブイリ事故写真展会場での
演奏でした。展示された写真は放射線による甲状腺癌で
死んで行く子供達が多数ありました。モノクロームの
少女達の美しい顔立ちが哀しみを際立たせています。

放射能は人間が知ってはいけない
「エデンの実」「パンドラの箱」だったのでは無いでしょうか
原子力発電もしくは放射線治療という恩恵を受けながらも
広島 長崎 チェルノブイリと放射能による悲劇が続いています

栗の実

2009年8月4日(火曜日)曇り 手術後 133日目





連日はっきりしない天気が続いています
昨日関西・近畿地方の梅雨明け宣言したとのニュースを聞きました
あれっ?先月とっくに梅雨明けしたのでは、、

早朝ウォーキングしていると季節の移り変わりをいち早く感じます
空の色、月見草、鳥の囀り方、虫の声、どこか寂しげな秋の気配が、、、

道端で小さな栗の実を見つけました
拾ってポケットに入れると
未だ青く幼い棘がちくちくと刺し
それが可笑しくもある晩夏の朝です 

ちろりん村

2009年8月1日(土曜日)曇り 手術後130日目
今日から8月、僕の「猫の額農園」は収穫の時を迎えています
毎日、食べきれない程の野菜が実っています
需要と供給のバランスから言うと完全に供給過多!
こうなると近所、親戚への「お配り」開始です

自慢なのですが、完全無農薬、
有機肥料オンリーの野菜は
はっきり言って「美味しい」です
野菜の味を判って下さる方に味わって頂きたいと
わが子の様に野菜達の行く末を案じるのですが、、

僕も癌を患い健康の為、玄米菜食を開始してから
色々な食物の本当の味が判る様になりました
素材本来の味、きゅうりやネギや大根の甘さに感謝する様になり
豆腐の奥ゆかしい味わいに感動し、岩塩の持つまろやかな塩辛さに驚き
食事が楽しくて仕方がありません

でも食べすぎには注意しないと、、、