収穫間近

2009年6月28日(日曜日)曇り 手術後96日目
本日は、 我GemberKingの練習日です
いつも使用しているスタジオが使用不可能な為
僕の家でUssey師匠とセッションしました。8月にライブを予定しているので
その為のアレンジを決めました。今度もアコースティックバージョンの予定です
毎度の事ながらUssey師匠に会うと練習よりも話が主になり
師匠の熱い熱い芸術論を拝聴致しました。純粋ですね師匠!

師匠が僕の病を案じていつも枇杷の葉を持って来て下さいます
良く洗ってネットにいれて1~2週間干して、煎じて飲むか焼酎に漬けて
枇杷の葉エキスを作ります。師匠ありがとうございます

畠ではキュウリが小さい実をつけています
茄子もトマトも間もなく収穫の時を迎えます
楽しみだなあ
梅雨が明けて、青空よ来い早く来い!

またまた成田出張

2009年6月24日~25日(木曜日)曇り 手術後93日目

またまた成田方面に出張です
仕事を早く切り上げて34R(B滑走路)の滑走路端で着陸態勢の
飛行機撮影を試みました。実はこの場所は成田空港で最も近い距離から
飛行機を見る事が出来る穴場中の穴場。しかし、それだけ滑走路
に近いと言う事は当然警備体制も厳しい箇所にもなる訳です
空港警備機動隊の方々が常時目を光らせていて、今回ついに職務質問
を受けてしました。3人の機動隊員に囲まれて免許証の提示、ここに来た
経緯、今後の行動予定等質問され名前を記入、どうやら話しの様子だと
成田空港周辺をうろつく航空機マニアリストに僕は挙げられてしまった様です
機動隊のリストに入った事で航空マニアとして箔が付いたと思えば、まあいいか

早朝空港周辺をウォーキングすると良く判るのですが
成田空港は野鳥の天国、色々な種類の鳥の囀りが聞こえてきます
見上げると、鳥達の編隊も沢山飛び交っています
エンジンに吸い込まれたり、ピトー管にぶつかったり、良く事故が起きないのか
不思議な位です。先日のニューヨークハドソン川への不時着事故を思い出します
あれは、確か2基のエンジン共に野鳥を吸い込んだ為の惨劇でした
34R滑走路端からはコンパクトカメラでもこんなに大迫力映像が撮影出来ます
僕の大好きなB737NGもすぐそこに・・・


周りを塀が囲っている為、飛行機が見える範囲は狭いのですが、
エンジン音とタイヤの焼ける匂い、翼から受ける風圧まで感じる事が出来ます

おっボンバルディアだ!写真の様に直ぐに塀に視界が遮られるのが難

この先を行くと竜神神社があり、行き止まりなのですが、この道は何か迷路
の様でもあり不思議な雰囲気です
離陸開始するコンチネンタル航空B777を撮影
「 Cleared  for  take  off  」


機動隊のみなさんの視線を感じる為、お互いの為に移動します
別れ際、みなさんが敬礼で見送ってくれました・・いやはや痛み入ります
お次は成田定番のウォッチングポイント「さくらの丘公園」
雨が降っていないので、多くの方々で賑っていました
外回りの営業マン風の方が2~3名、子供の頃パイロットに憧れていた
夢を引きずっているのでしょうか。いつまでもベンチに座って遠くをぼんやりと
眺めていました  (  おっと、そういう僕も同類ですね  )
ノースウェスト航空がデルタ航空に変遷して、これからはこの塗装の
機体が増えるのでしょう
空港道路を芝山から成田方面に走っていると、いつも見えるANAの機体群が気になります。、運転しながら撮影したのですがあまり良く写りませんでした。B777の巨大さとボーイング機の雰囲気を感じます。ボーイングの機体はどこかにB29とB17の面影が残っています。








常宿である成田東横イン到着!このホテルは僕の知りうるか限り
低料金、高サービスで僕的☆☆☆☆☆ホテルです
スイートルームに匹敵する広い部屋ベッド・朝夕食付きで
なんと5985円!インターネット使い放題、コーヒー飲み放題
カプチーノとカフェラテが結構イケル!
更に全室から滑走路もしくは、ターミナルが見えて
僕の様なヒコウキ好きにはたまりません
ロビーにはこれから海外へ旅立つであろう
老夫婦の姿を多く見かけました
羨ましい限りです。 良いご旅行を・・・
早朝ウォーキングで昨日職務質問を受けた34Rに行きました
未だ一番機が飛来する一時間以上前の為、静けさの中野鳥の綺麗な声が
響きわたっています   なんて素敵な場所なんだ!
          成田空港ばんざい!

レモン牛乳

2009年6月23日(曇り)手術後91日目

玄米菜食ダイエットを開始してから、暑さに強くなりました
毎年この梅雨時期、蒸し暑さにはゲンナリするのですが、
この夏は朝から元気いっぱいです

栃木県は餃子やかんぴょう、カクテルの町で有名になりましたが
もう一つ写真のレモン牛乳という名物があるので紹介します
栃木っ子ならば誰でもが知っているこの牛乳は 宇都宮の針ヶ谷牛乳が
作っています。針ヶ谷牛乳は宇都宮市内の学校給食用牛乳を昔から供給
し続けてる為、地元では相当なネームバリューです
栃木県は牛乳が美味しい理由として 県内には宮内庁管轄の御陵牧場があり、
那須山麓は国内有数の酪農地域なので 牛乳には自身あり、
といった処でしょうか

レモン牛乳には瓶入りと紙パックがあるのすが、
もちろん瓶入りのヤツを出来れば風呂上りに
腰に手を当てて飲むのが正式な由緒正しい飲み方ですね
程よい甘さと爽やかなレモンの風味が遠い昔、子供の頃の
夏の日を思い出させてくれます

「 数分間のタイムトラベル、昭和の味、初恋のせつない思い出、レモン牛乳 」
いいぞ針ヶ谷牛乳
いいぞレモン牛乳

マルチディスプレー

2009年6月22日(月曜日)雨 手術後90日目

ヤフーオークションを覗いていたらマルチディスプレーアダプター
Matrox 社製TripleHead2Goが出品されていたので、
つい衝動買いしてしまいました。人気商品なので厳しいオークションを
予想していたのですが、一回の入札ですんなり落札出来ました。
手に届いた商品を見ると、何と未開封新品です
いい買い物をさせて頂きました

早速ディスプレーを3台取り付けてみました。全く画像の劣化
(フレームレートの低下)は感じません。むしろ画像のサラウンド効果
によりシーナリーの質は高まった様です
15インチディスプレー3台の為、迫力には欠けるのですが、
180度に近い視界は別世界です
成田空港へのアプローチも実に快適、すんなりと行きました
以前マルチディスプレー用のビデオカードが8万円以上した事を
考えると嘘の様な価格で夢だった事があっさりと実現してしまいました
ヤフーオークションありがとう!

夜明け


2009年6月20日(土曜日)曇り手術後88日目

本日は東京からI牧師と友人数人をお招きして家でパーティーを開きました
I牧師は波乱万丈の人生を送られた方で、数年前TVドキュメンタリー番組で
紹介された事もあります。牧師は日本の最高学府を卒業した後、
紆余曲折がありホームレス生活を送る様になるのですが、
ある日信仰に目覚め神学校に通い牧師になったという経歴をお持ちです
杯を交わしながらのI牧師のお話は実に心に染入るものでした
その一つだけ紹介させて頂きます

「夜明け」とは朝日が昇って来た際のどの状態を言うのか
太陽が顔を出した時か、完全に日が昇った時か、
道行く人が男か女か判別出来る程明るくなった時か
否、夜明けとは陽の光に照らされた隣にいる人が
自分の兄弟、友人だと気がついた時の事を云う

今でもI牧師はネットカフェやマックで夜を過ごされる事があるそうです
120円のコーヒーを啜りながら大都会の闇の中、夜明けを待ち望む
I牧師の孤高の姿を凛々しく思います

お父さんの顔

2009年6月18日(木曜日)曇り 手術後 86日目

もうすぐ父の日です
テレビでお父さんにしたいタレント・ランキングとやらをやっていました
やはり上位はいつものイケメン俳優達が名を連ねていました
男性でも女性でも外観によって人生は大きく大きく左右されるのは
残念な事ですが現実の様です

家の茶の間には作者不詳のイエス・キリストの肖像画が置いてあります
多くの西洋画家によって描かれたイエスの姿は
サラサラのブロンズヘアー・ブルーの瞳・繊細で色白・草食系美男子
が多いのですが、この画はそれらとは異なり
無骨、宙を見つめる目つきは気難しそうで、あまり万人受けする
ルックスではありません

旧約聖書のイザヤ書53章にはこうあります

彼には、私たちが見とれるような姿もなく、輝きもなく
私たちが慕うような見ばえもない
彼はさげすまれ、人々からのけものにされ、
悲しみの人で病を知っていた
人が顔をそむけるほどさげすまれ、
私たちも彼を尊ばなかった

この記述にある様に
イエス・キリストは人々が顔をそむけるほど
嫌がられていた外見と存在であった事が良くわかります
今の時代にも似たような境遇の人々が大勢いる事を
僕は知っています 哀しみの人生、病の人生、貧しさと疎外
このような真っ暗な孤独の中にいる人の同伴者となる為に
イエスは自ら同じ立場を選んだのではないでしょうか

僕も癌を患ってみて始めて癌患者への慰めと
心からのお見舞いが云える様になりました

今度の日曜日、心配している末期癌の知人を訪ねてみようと想います

衣替え


2009年6月17日(水曜日)雨 手術後85日目

ここ1週間、全く尿漏れがありません
今日から尿漏れパッドは止めます
前立腺癌の摘出手術で一番心配だったのは、この尿漏れの問題です
前立腺摘出を受けたお医者さん自身が・・こんなに尿漏れで悩むのなら
手術という方法を選ばなかった・・そんな記事を読んでは一層不安を
募らせたものでした。前立腺治療は尿漏れとの戦いである・・・
その様な意見も多々聞きました

僕の場合、尿漏れの後遺症がこんなに軽くて済んだのは
やはりドクターKの腕によるものだと信じています

飼い猫のケビンも首輪を新調しました
女の子らしく赤い鈴のついた首輪です

これから夏に向けて、僕も猫も衣替え
気分新たに頑張るぞお

カーテン

2009年6月15日(月曜日)曇りのち雨 手術後83日目

この家を建ててから18年経ちました
リビングルームの6枚のカーテンは写真の通り
猫達によってボロボロのありさまです

既製品ではサイズが合わない為、家具屋にオーダーしたものが出来上がり
本日交換しました。18年間私たち家族を見守ってきてくれたカーテンを
取り外すのにはやや感慨深いものがあります。
この家が一番賑やかだった頃の子供たちの喧騒、夫婦喧嘩、
我が家の一部始終をこのカーテン達は包み込んで来てくれました。

永い間お疲れさま

真新しいカーテンを取り付けると部屋の雰囲気がガラリと変わりました
ベージュ色のシックな色合いが歳相応の落ち着いた空気を
作り出してくれます。 これから僕達老夫婦をよろしく

音響業

2009年6月14日(日曜日)曇りのち晴れ 手術後82日目

今日は副業にしている音響屋(PA屋)の仕事です
友人達のコンサートをサポートする為にこの仕事を始めたのですが、
人伝いに話しが広まり、思いもかけない方からの依頼が時々あります
今回はそのひとつ、某歌謡教室のカラオケ発表会音響です

カラオケのPAは始めてなのでやや不安がありました
80名近い方のカラオケテープを流すのですがスタートとフェードアウトする
タイミングが難かしい。歌謡曲特有な司会があるのでそれにイントロを
絡めなくてはなりません。更に熱心なカラオケファンは
オーディオに凝っている人も 多いので音に対して
非常にシビアで色々な注文を頂きました
写真は渡されたカラオケカセットテープ(午前中の部のみ)

流石に歌謡教室の発表会だけに皆歌が大変上手で、楽しませて頂きました
途中、会場に落雷があり停電になるという珍しいハプニングもありましたが
なんとか無事終了しました

上の写真が音響機材を収めている庭の物置です
1.5坪程の小屋の中にサブウーファー・フロントSPを含める全てを押し込んで
います。昔ピンクフロイドのLPジャケットにPA機材の写真があり、
そのカッコよさに憧れたものですが、いざ自分で機材を所有してみると
重い、デカイ、50代の身には運搬セッティングは辛いものがあります
そろそろ引退かな

今までお手伝いさせて頂きましたコンサート・イベントを幾つかご紹介します

下はパリで活躍の伊藤浩子さんとシルバンさんの
ディナーショー、リハーサル時 ほんわかしたムードでした
なんと、本番中に二人の婚約発表のサプライズがありました
(本番撮影は著作権・肖像権等があり不可 )


宇都宮文化センターでのイベントPA
子供達が賑やかなイベントでした


新潟県長岡リリックホールでのイベント音響

足利市市民プラザでのコンサート
ピアノ・キーボード・ギター・ボーカルのジャージーな演奏


音響屋は誰よりも開場に早く来て、そして最後まで撤収作業、その後の
機材格納やケーブル類の整理等、肉体労働が8割の大変地味な仕事ですが
イベントやコンサートが大成功に終わり、お客さんや出演者の感動した姿を
見る時になんとも云えない達成感、心地良い疲労感を味わう事が出来ます
全てを完了した時に飲むビールがこれまたウマイ!

CAJON

2009年6月13日(土曜日)晴れ手術後81日目



僕のバンドでのパートは学生時代からギターです。しかし、ドラマー不在時にはドラムを叩かせてもらう機会が多々ありました。やはりロックやジャズはリズムが命!太鼓叩きは血沸き肉踊る本能的な喜びがあります。子供達にも色々な楽器を触らせてみて、やはり最終的に人気があるのは太鼓です 太鼓を叩くと頭の中が真っ白になり、色々な思い煩いやストレスがぶっ飛んでいきます なんとアフリカでは太鼓を叩いて病気を治す療法があるらしいです 

その太鼓の中でも近年、俄然注目を浴びる様になったのがカホンです
本来はスペイン語で「はこ」という意味だそうですが、楽器の買えない
貧しいミュージシャンが自分で作ったのがそもそもこの楽器の由縁との事
ちょっとしたアコーステックセッションには手頃な音量、小型軽量とあって
僕も前々から欲しかった、、それにも増して自分で作れそうだという
工作意欲にも刺激され、とうとう作る事にしました

集成材を購入してカット
音の出口であるサウンドホールの大きさをどれ位にしていいのか、打面のベニアの厚さを何ミリにしていいのか、判らない事だらけなのです取りあえず打面の厚さは3mmにしてみました(薄い程低音が出るとの事)






接着に使用する大型クランプをこの為に購入するのも無駄な様ですので、例によって建築用の長いネジと止め具、ナット等にて自作しました


木工接着材をムラ無く塗布して、クランプにて接着します。この手のハコモノは直角を出すのがコツです




側部が接着したら、内部の響き線に当たる弦(ワイヤーで自作)を張ります。この張る方法は我流です ネットでは色々な方法が紹介されているのですが、全部で6本斜めに張り、ビスとナットでテンションを調整出来る様にしました

打面も張り終わり角をヤスリで削って叩きやすくします。特に正面上の打面は手の感触に併せて念入りに削りました。完成したカホンです 予想通り低音はかなり響きます。しかし市販の物と較べると、高音の抜けがイマイチでしたまあ第一号作品としては60点かな 
部屋で叩くとかなりやかましいので奥様はご機嫌ななめになります
気を使いながらそっと叩くいてもなかなかいい響きをしていくれます
さあて僕は癌患者!太鼓療法に励むぞお!

センターペデスタル

2009年6月12日(金曜日)曇り 手術後80日目

梅雨に入りなかなかはっきりとしない天気が続いています
湿気が多くなると、僕の様な天然パーマのオヤジは
髪の毛がクシャクシャになって参ります
全くヘアスタイルがまとまらないのには閉口します。
、、唯でさえ薄い毛なのに

フライトシュミレーターのセンターペデスタル付近回路を整理しました
FS-BUSのCOM基盤を判り易い様に真ん中に配置してみました
使用しているフラットケーブルは電子パーツ屋さんで購入
コネクターも自分で圧着して作りました。この圧着用にプライヤーが既成品で
販売されているのですが、大変高価なので万力を使って圧着してあります

下はセンターペデスタルのCOMM VHF  ADF等への配線の様子
まだまだ30%程度しか機能していませんが、基本的な計器飛行は可能な状態
です フライトシュミレーターを始めて間もない頃
周波数を124.4Mhzに合わせた途端に飛び込んで来た
成田空港のATC(管制官とのやりとり)には涙が出るほど感激したものです
本当にこの趣味は面白い!

初夏の常陸路

2009年6月11日(木曜日)雨のち晴れ 手術後79日目

今日は仕事で茨城県日立方面へ出張でした。日立というとあの超巨大企業である日立製作所の本拠地、しかし街にはシャッターが閉まっている店舗も多く人影もまばらです。不況の影響がここにも、あそこにも、、頑張れ日立!頑張れ日本!


日立市の北部十王にあある鵜の岬を通過しました
ここは予約がとれないので有名な国民宿舎「鵜の岬」がある場所です
写真右上の茶色の建物がそれです。いつしか奥さんを連れて泊まってみたい 
そういえば今年は銀婚式なのでもうそろそろ旅行の予定でも練るかなあ



日立市十王から常陸太田へ山越えをする途中に法鷲院というお寺があります。遠くから見える五重塔があまりにも見事なので 立ち寄りました。境内には弘法大師の像が据えられ、ガラス張りの本堂両脇にはPAスピーカーが設置。聞くところによるとこのお寺の亡くなられた住職はジャズが大好きで境内にてジャズライブを催してられたそうです。五重塔にもライトアップの設備があり、雰囲気のいいライブ会場になった筈です。


十王から更に常陸太田方面峠に進むと巨大なダム湖が出現します。ここのダムにはカリヨンの時報と共に出水するこれまた巨大な噴水があり、通過した際は丁度6時、綺麗な噴水ショーを拝ませて頂きました

このように仕事で行く先々で綺麗な風景、愉快な人々、美味しい食べ物に出会い実に面白い毎日です。遊びか仕事か、出張か小旅行なのか、、、
事務所の中でコンピューター相手に格闘している皆様方には申し訳ない!

茨城からの帰り道、那珂川沿いの国道からは日没直後の綺麗な風景を堪能
させて頂きました。
よおし!明日も頑張るぞお!